孝道山ライティング計画

横浜にあるお寺、孝道山。門のない境内には誰でもいつでも自由に訪れることができ、1万坪の境内には236本の桜が、都心とは思えないほど緑が多く残っている。
「地域に開かれたお寺にしたい」とのお寺からの要望に応えるため、ランドスケープの観点から、まずは“境内”を整えることを考えた。
都市部では夕方や早朝に散歩やランニングする人も多い。広い境内の照明を変えることで、一年中雰囲気のよい環境ができる。特に春の夜桜は美しく、評判が良い。
伊東忠太が設計した仏舎利殿（二重の塔）とともに地域のシンボル的な存在となり、横浜の港を見守っている。