光照保育園 ANNEX
〜地域のプラットフォーム むすぶ〜
事業者はお寺を起源とする52年前から地域に根ざしてきた社会福祉法人である。認定こども園の建て替えに際し「障害をもつ子を共に育てること」「地域と共にあること」を園が強く希望した。敷地内には地域の高齢者コミュニティを支えていた’ふれあい市場’という数年前に閉鎖された野菜直売所がある。このふれあい市場を再整備し地域コミュニティを復活させることにより”園を地域に開くこと”を第一に考えた。また、道を挟んだ2つの敷地を一本の大きな屋根が繋ぐことにより、園と地域、園と障がい者、障がい者と地域、さまざまな関係を“むすぶ”計画とした。一本の屋根の下は誰もが自由に入れ、園児の遊び場、地域交流の場、祭事の場、イベントの場とさまざまな行為を可能とする。時間的にも空間的にもそれらをシームレスにむすぶことで地域と共に行う包括的福祉を実現し、その先に誰もが支えあう輝かしい地域共生社会の実現を目指したいと考えた。
宮崎県 |
敷地 5000㎡(道路を挟む) 延べ 750㎡ |
保育園 児童発達支援 放課後ディ 地域交流建物 |
計画中 |